前回の記事で金融リテラシー・マップを横断的な枠組みの１つ、小学生中学年で身に着けるべき金融リテラシーについて、「外部の知見の適切な活用」の観点から解説しました。
今回は、これまでみてきた観点をふまえて、小学生中学年で身に付けたい金融リテラシーについてまとめます。
目次
多様な活動と金融教育
小学生中学年であると、モノづくりやモノの貸し借りなど活動の幅も広がっていきます。金融リテラシー・マップにおいても、モノづくりやモノの貸し借りといった活動から金融リテラシーを育むことの重要性が強調されています。そのため、小学生中学年向けの金融教育においては、多様な活動と如何に結び付けられるかが重要となります。
役割・責任と金融教育
上述の通り、多様な活動に取り組む中で様々な役割・責任を担っていくことになるため、小学生中学年では、それらの役割・責任と金融教育を結びつけることが重要になります。まずは他社の役割や周囲の環境を適切に把握することは、金融リテラシーを培う上で役立つと考えられます。
次回からは小学生高学年で身に付けたい金融リテラシーについてまとめます。
おわりに
Linkardでは、「おかね」のプロである公認会計士・ファイナンシャルプランナーが広範な実務経験は勿論、豊富な講師経験を基に金融リテラシー養成に向けた金融教育サービスを提供しています。身近なトピックを用いて、出張授業やオンライン等の様々なスタイルで提供させて頂くため、楽しく、わかりやすく学ぶことができます。
また、Linkardでは金融教育講座の実施に限らず、金融教育コンテンツ作成、講座・イベントの企画・運営まで幅広い支援を行っております。そのため、金融教育に関してノウハウがいまいちわからないなどのお悩みを抱える企業・教育機関のご担当者様もお気軽にお問い合わせください。